
絵本「とんでいったふうせんは」
作:ジェシー・オリベロス
絵:ダナ・ウルエコッテ
訳:落合恵子
僕は弟より思い出という風船を沢山持っている。
おじいちゃんは長く生きているから、もっともっと沢山風船を持っている。
僕はおじいちゃんの思い出の風船の話を聞くのが大好きだった。
でもおじいちゃんは自分の手からだんだんと風船が離れて行っても気づかない。ついに僕との大事な思い出の風船まで手離してしまいます。
最初は僕は傷つき悲しみますが、おじいちゃんが手離した風船を次は自分が持っていることに気づいて‥というお話です。
私も、認知症の父と出かけると、帰ってきたときにはすっかり忘れてしまっている父。
寂しい思いや苛立ちを何度も何度も経験しました。
でもその思い出の風船は私がしっかりと握っていればいいんですよね。
思い出の風船はこういう風に循環していくんだと気づきました。
認知症の家族と関わっている子供や大人に読んでもらいたい一冊です!